微熱革命2.8〜芽吹く誓い〜

BY:氷高颯矢







 《エンブレム》就任を学長のルファールに告げられたヒビキは、迷った末にJ専用寮『楓寮』への転居を取りやめにした。

――そして、ユイリィはヒビキと同じ《エンブレム》への道を志した。

「でも、私考えもしなかったよ。そういえば、本当はJになったら部屋を移らないといけなかったんだよね…」
「そう。でも、別に今のままで不便じゃないしな。別に絶対なんて規則は無い訳だし」
「そうなんですよ。ですから、今まで通りヒビキと同室のままです」
 ヒビキもユイリィも妙にスッキリした表情をしている。セレナはそれを怪しいと思いつつ、前より仲良くなったような2人に安心した。これが原因でギクシャクしてしまうのはイヤだったからだ。
「Jになるはいいけど、就任式ってやつをしなきゃいけないらしくてさ。《スペード》のミーティングでやるみたいなんだけど、何させられるんだろう?」
「挨拶とか?」
「普通はそうですよね」
 頷く2人。
「ゲーッ!俺、そういうの苦手!」
 ヒビキは顔を顰める。
「でも、《エンブレム》になったらそういう機会って多いんじゃない?」
「そうですね」
「ええ〜っ!」
 ヒビキは「早まったかも…」とガックリした。それを見てセレナとユイリィは顔を見合わせて微笑った。
「ね、ユイリィ…」
 セレナがユイリィを手招きした。
「明日の専攻ミーティング、こっそり脱け出してヒビキくんの就任式見に行こうよ」
「いいですね。ミーティングは直接単位にも響かないですし、欠席しても大丈夫ですし…」
「決まりね」
 セレナとユイリィの密談は合意で決着した。

 月の曜日――HRが終わると、それぞれが専攻ミーティングに向かう。ヒビキとユイリィとセレナは3人で研究棟までの道を途中まで一緒に行く。いつもなら、3人別々に別れるのだが、今日は別れたと見せかけて、ユイリィとセレナは暫くしてから引き返した。
「あ、ユイリィ!」
「セレナさん」
 2人は初めて《スペード》のミーティングの行われる円形闘技場へ向かった。すると、何故だが明らかに《スペード》の生徒ではないギャラリーがたくさん居て、2人はその集まりに加わる事にした。
「あの〜、この集まりは…?」
「えっ?」
 振り返ったのはスラリとした高身長の女性。
「貴方は…アーシェ、さん?」
「あら、貴方…《クローバー》のユイリィくんじゃない」
 その女性はユイリィと同じ《クローバー》に所属するアーシェ=カティスだった。
「ここは取材の為に来てる新聞部、それから学園の広報、あと…あのメガネっ子集団はある特殊な趣味の創作活動をしている集まりよ」
 アーシェは説明してくれる。
「貴方達はどうして?」
「友達が、《エンブレム》のJに就任するので、見学に…」
「えっ?じゃあ、今日の集まりって就任式だったの?」
 びっくりするアーシェ。
「えっ?ご存知なんじゃ…」
「ううん!広報が取材をするって言うから便乗しようと思って…《スペード》関連の記事は人気があるから…うわぁ…スクープだわ!」
 アーシェは興奮を隠し切れないようだ。
「一緒に見学しても良いですか?きっと、私達が来てるの知ったら本人が恥ずかしがっちゃうと思うんで…」
「勿論!でも、1つ条件があるわ!」
「何ですか?」
「あとでそのお友達の取材をさせて欲しいの。紹介してくれるだけでも良いわ!」
 セレナとユイリィは顔を見合わせた。
「取材…ねぇ?」
「まぁ、紹介くらいなら…」
「決まりね!」
 アーシェがウィンクをする。







 一方、ヒビキはというと…セレナ達が見に来ているとも知らずに挨拶の言葉を考えていた。
「そう堅くならなくても良い」
 安心させるように肩を軽く叩かれた。
「ヒュー先輩…」
「何だって良いんだ。お前がコレと思う道を示す言葉を言えば良い」
 エセルにも声をかけられる。
「コレと思う道…」
「誓いの言葉だよ。君にとって大切なものを思い浮かべると良い」
 柔らかい笑みを浮かべながら声を掛けたのは去年のJ・デュカ=ハービットだった。
「デュカ先輩にとって大切なものって?」
「俺の…?俺にとって今1番大切なのは…」
「言わなくて良いぞ、デュカ!」
 エセルが言葉を遮る。
「ヒビキ、お前の言葉で、お前が感じるままに喋れ。誰かの価値観なんて気にするな。お前の道はお前にしか示せないんだ。解ったか?」
 黄金の瞳は真っ直ぐにヒビキを射抜く。その輝きにヒビキは彼の持つ強さを理解した。
(エセル様がAな理由、解ったかも…俺でもうっかり付いて行きたくなっちゃうもんな…)
「…解りました。俺らしく、ですね!」
「そうだ」
 エセルはヒビキが心を決めたのを確認するとフッと微笑った。
「じゃあ、行くぞ」
 エセルに率いられた《エンブレム》と《スペード》の精鋭は闘技場の中央に出た。
「皆、よく聞くが良い。本日をもって我が《スペード》の空位は埋められた。Jに就任するのはここにいるヒビキ=ライデン・ソールだ。では、ヒビキよ。皆の前で誓いを述べよ」
 ヒビキは一歩踏み出すと、双剣を抜きその柄同士を合わせて垂直に構えると言葉を述べた。

「我が刃は護りと成る事を定められし、戦士の剣。この瞳の届く全てを護るのが我が務め。救えるものなら全て救う!それが俺の正義、俺の信念、我が道を征く限りは皆に背かないと誓う」

 その言葉の意味は『俺は皆の味方だから裏切らないし、護ってやる――できる限りの範囲で。』という意味だ。
「では、改めて唱和を――」
 《エンブレム》4人が集まり、それぞれの剣を抜き、切っ先を合わせる様にして掲げる。

「「「「強さとは、守るべきものありてこその強さと知れ!」」」」

「芽吹く誓いに光あれ、我ら未来を切り拓かん!」

 エセルが唱和を締めくくる。
「オオーッ!」

 スペードの士気が高まる。それを見ていたセレナやユイリィはその熱気に自分達の心まで高揚するのが分かった。ユイリィはハッとしてこっそり持って来ていた使い捨ての簡易写真機でヒビキの姿を写した。
(まぁ、記念ですし…良いですよね)
 少しだけ晴れの席に立つヒビキを誇らしく思った。
(僕も頑張らないと!)
 悔しいなんて思わなかった。そんな気持ちはとっくに置いて来た。今は彼を追いかける事に前向きで居たい。
「ああしてるとヒビキくんって結構…格好良いね」
「そうですね。まぁ、ボロを出さない限りはヒビキは見た目が良いですから」
「そうね。《エンブレム》の中に居ても負けてない存在感は本物って事だわ」
 アーシェも写真機(部のもの)を構えて取りまくる。そのフラッシュに気付いたヒビキが視線を向けると――そこには友人2人の姿があった。

(げっ…!何でユイリィとセレナがここに居るんだ?)
 まさか、先ほどの『誓い』も見られていたのだろうかと焦り始めるヒビキにエセルが声をかける。
「ヒビキ、今からお前はJとして最初の務めを果たさなければならない」
「そうそう、俺達《スペード》四天王との手合わせを、ね…」
 デュカと共にヒビキの前に現れたのはミルクティー色の髪をした柔和な顔立ちをした青年、薄紫の髪をしていて左頬にタトゥーの刻まれた青年、そして、小柄だが鋭い目と褐色の肌をした黒髪の青年だ。
「では、まずは俺から行かせてもらおう」
 薄紫の髪の青年が進み出た。
ペイル=ギャレットだ。全力で向かって来な」
 ヒビキは双剣を構える。一方、ペイルの持つのは細身だが、刀身の長い片刃の剣。
「ハァッ!」
「ふっ…く…」
 しなるペイルの剣を両の剣で受け止める。そのままヒビキはスライディングをするようにペイルの足下に滑り込み、足払いをかける。だが、そんな手には掛かってはくれない。あっさり避けられると、そのまま反撃が来る。打ち合いが暫く続く。
「守りに入るのは早すぎるんじゃないのか?」
 一瞬、間合いを量ったペイルが一気にその距離を詰める。
「ハァァッ!」
「――っ!」
 打ち据えるような一撃にヒビキは後方に飛ばされる。いや、跳んだ。
「攻撃は最大の防御って信条ね…残念、趣味は合わなさそうだぜ」
 ヒビキが双剣の柄を合わせて水平に構えたまま地面を蹴った。
「――なっ!」
 無謀とも言える突っ込み方にペイルは一瞬、面食らう。ヒビキは間合いに入った瞬間、舞うような流れる円の動きでペイルに剣戟、蹴り、当て身を決める。
「せやぁっ!」
「くっ…」
 ヒビキの黄金の瞳が煌き、ペイルを追い詰める。ペイルは満足そうに笑みを浮かべた。余裕の姿勢は変わらない。
「そこまで!」
 ヒュークリッドの声にヒビキは我に返る。
「次は…シンシャ、お前が行け」
「はぁ…わっかりましたわ」
 シンシャと呼ばれる黒髪の青年が進み出る。
シンシャ=イェン言います。よろしゅう」
 彼のイントネーションはアルソーと同じだった。
「ほな、やりましょか?」
 シンシャが構えたのは三節棍
「行くでぇ!」
 地を蹴り、踊りかかるようにシンシャの攻撃が降る。互いに円の動きで攻防を繰り広げる為、傍から見るとまるで舞を見るような華やかな打ち合いである。
「りゃぁ!」
「はっ!」
「セイ!」
「だぁっ!」
 シンシャの打ち込みが浅い隙をヒビキは見逃さなかった。渾身の一撃で、シンシャを弾き飛ばす。
「ふぁっ…!」
 シンシャが壁にぶつかる。
「そこまで」
 制止が掛けられる。
「え〜っ、なんやのソレ。これからが本番やんか!」
 シンシャはつまらないとばかりに地団太を踏んだ。
(助かった…あの人、タイプも力量も俺と同じくらいみたいだったからやりにくいんだよな…)
 ヒビキはフゥとため息をついた。
「次は…俺が行こう」
 デュカが出てくる。新旧のJ対決だ。
「手加減はしないよ、ヒビキ」
「勿論です、デュカ先輩」
 ヒビキの目が輝く。2人は闘技場の中央で構える。
「デュカ=ハービット…参る!」
「でやぁっ!」
 一礼をした後、すぐに間合いを詰める。先制を仕掛けたのはヒビキだ。デュカはその攻撃を流していく。打ち込むたびに軸を逸らされるので、ヒビキの攻撃は徐々にリズムが悪くなっていく。
「どうしました?この程度ではまだまだ力が出せないのですけど」
 不意にデュカの膝蹴りがヒビキの鳩尾に入る。
「かはっ…!」
「隙ができましたよ」
 クルリと身を翻らせて剣の柄で首の後ろを突かれる。
「ぅあっ…!」
「こんな風に…ね」
 前のめりに倒れ込んだヒビキの背中にデュカの踵がそっと振り下ろされた。
「そこまでだ」
 ヒュークリッドはヒビキの手を取って立たせてやる。
「大丈夫か?あと一戦残っているが、行けるか?」
「…はい。行けます。やります…負けたまま引き下がれません!」
 その様子を見ていたミルクティー色の髪をした青年がイヤそうな表情をした。
「やっぱりぃ…僕もやるんですよね」
「当然だ」
 エセルが告げる。
「…ったく、何の為にデュカちゃんを先に行かせたと思ってんのよ」
「そう上手くは行きませんよ、シェリド」
 デュカが笑う。
「仕方ないわね…汗掻かない程度に頑張りますわよ――シェリド=ノア、参る!」
 シェリドはよいしょとばかりに得物を担ぐ。
「ヒーくん、用意はよろしくって?」
「よろしくってよ、シェリド先輩」
 互いに構える。シェリドの武器は斧かと見紛う幅広の刀身を持つ大剣だ。か細く見える外見とは裏腹に、シェリドは怪力を持ち主だという事だ。
「ホーッ」
「せぇい!」
 わずか一閃でヒビキの右の剣が弾かれた。予想よりもはるかに重い一撃だった。
「ホァッ!」
 その一撃を放った遠心力の勢いを利用して身体を反転させ、蹴りを繰り出してくるシェリド。
「おわっ…!」
 予想外に飛んで来た蹴りに慌ててしゃがんで避ける。だが、その後の剣は防げなかった。

――ゴン!

 ヒビキの脳天にシェリドの大剣の刀身が真っ直ぐ振り下ろされたのだ。
「ぎゃふっ…」
 ヒビキはパッタリと倒れた。
「あら…ごめんなさぁい」
 シェリドはくねくねしながら謝った。
「…い、いえ…」
 よろよろと立ちあがるヒビキ。
「よし、では以上で手合わせ終了とする」
 エセルが声を掛ける。
「皆、今のを見たな?《エンブレム》になるにはまずは四天王を超えねばならない。だが、それが容易でない事は分かったな?――だが、3年にはチャンスがない訳じゃない。ここに居るヒビキはまだまだ未熟。コイツを倒せば自動的にJに成り代われる。志は高く持たねばならない。皆、精進するように!そして、ヒビキ!お前も稽古に励め!自分の立場は自身でしか守れないぞ」
「はい!ありがとうございました!」
「よし、では是をもって自由解散!」
 エセルの言葉にスペード全員が礼をする。この後の時間は好きに稽古したり、休憩したりできるのだ。ヒビキは頭を擦りながらエセルに声を掛けた。
「あの…エセル様、もしかして俺って態の良い発奮材料ってヤツにされたんですか?」
「ああ。Jの役割はまさにそれだからな。剣の技量が飛躍的に成長するのは3年から4年に掛けての1年だ。4年になると型も固まってくるし、その頃になれば他との差が見えてくるからな。だから、今、剣に打ち込む目的を明確に与えてやるのが1番の成長剤になる。そして、その結果が全体の底上げに繋がる」
「はぁ…それで。納得しました」
 エセルはヒビキを見上げると、微笑んだ。
「お前、喜怒哀楽の激しいヤツだな」
「そうっすか?」
「だが、なかなか見所はあると思うぞ。少し注意力は散漫な傾向にあるがな…」
 エセルはヒビキの肩をポンポンと叩いて行ってしまった。
(…さすが、Aってやつか)
 エセルの言葉は他と比べて重い。心にストンと落ちてくるのだ。だから、重く感じる。
「ヒーくん、大丈夫?コブはできてない?」
 シェリドがヒビキの頭を触りに来た。
「はぁ…何とか」
「良かった。でも、ちゃんと冷やした方が良いわよ」
「はい。わざわざありがとうございます」
「ちょっ…見た?デュカちゃん、ヒーくんって超可愛い〜☆」
 がばっとシェリドがヒビキに抱きついた。やはり凄い力である。ヒビキは苦しくて気が遠退きそうだった。
「はいはい。ヒビキ、コイツは無視して良いから早く冷やしたほうがいいぞ。あと、友達が来てるんじゃないか?」
 デュカがシェリドを引き剥がしてくれる。
「あ、はい!じゃあ、失礼します」
 ヒビキはデュカに礼をすると客席の方に向かった。






 ヒビキは真っ直ぐセレナとユイリィの所にやって来た。
「セレナ、ユイリィ!」
「ヒビキくん!お疲れ様、それと格好良かったよ」
「え、そう?」
「最後は間抜けでしたけどね」
 調子に乗ろうとしたヒビキにすかさずユイリィが釘をさす。
「うっせーよ」
 ヒビキがユイリィを小突く。
「そうだ、さっきの!頭、大丈夫?」
「ああ。平気。冷やした方が良いって言われたけど…」
「ちょっと待ってね。確か…」
 セレナはポケットからハンカチを取り出す。そして、それをヒビキの頭に当てた。

煌く六花、咲かせませ。真白き癒し手、ここにあり。融けて解けて無に帰せ《雪花快癒

 ハンカチを当てられた部分がひんやりとする。
「うん、これで良いわ。高熱を冷ますための魔法だけど、ハンカチを通してるからちょうど良い冷たさだと思うの」
「おおっ!すげー!ひんやりして気持ち良い」
「これの他にはまだ2つくらいしか使えないんだけどね…」
「充分ですよ」
 セレナは自分の力が役に立って良かったと思った。
「ねぇ、ユイリィくん。お友達、紹介してよ」
 アーシェがウキウキしながらユイリィの袖を引っ張った。
「あ…えと、ヒビキ、彼女は新聞部の人で、僕と同じ《クローバー》のアーシェ=カティスさん」
「アーシェです。よろしく」
「はぁ…よろしく」
 ヒビキはアーシェに手を差し出し握手を交わす。
「ヒビキ=ライデン・ソールくんってもしかしてシンジャ出身?」
「ああ。シンジャのアスハ出身だけど…」
「じゃあ、この2人とは昔からの付き合いとか?」
「いや…学園に来る時の船が一緒で、それからの付き合い」
 どんどん前のめりに踏み込んでくるアーシェにヒビキは若干引き気味だった。そこに――!

「ヒビキくん!」

「ぎゃわ〜っ!」
 がばっと背後から抱き竦められて、ヒビキは悲鳴を上げた。
「あぁっ!就任式も手合わせも、もう終わってたなんてショックやわ!」
「あ、アルソー先輩…」
「ヒビキくんの晴れ姿を写真に納めよ思て、急いで《ハート》のミーティング終わらせて来たのに〜!」
 擦り寄るみたいに顔を動かすものだから、余りの悪寒にヒビキは虚ろになりつつあった。だが、フラッシュが光った事に気が付いて慌ててアルソーを引き剥がした。
「あの、お2人はどういったご関係なんですか?」
「えっ?僕とヒビキくん?」
「兄の知り合いだよ。間接的な知り合い
「ヒドッ…!そんなツレへん事言わんと…あの可愛らしかった僕のヒビキくんはどこに行ってもたんやろか?」
 アルソーは胸の内ポケットから写真を取り出し、ヒビキと見比べた。アーシェは身を乗り出し、その写真を垣間見た。そこに映っていたのは銀髪にターコイズの瞳をした少女だった。

(えっ?)

「気持ち悪いんだよ!昔の俺の写真、返せ!」
「返せません!これはアギトさんが僕にくれたものなんですよ。いくらヒビキくんが消したい過去でもそれはできません!」
 ぎゃあぎゃあと言い合いを始めるヒビキとアルソー。既に言葉がシンジャの言葉になっている。頭を抱えるユイリィとはらはらしながら見守るセレナ。アーシェは言葉がわからないので、ただただ表情を読み取るのに務める。
 そして、彼等から少し離れた場所を陣取っていたメガネの少女達は写真を取ったりメモを始めたり、スケッチを始めたりしだした。ヒビキは図らずも彼女達にとっても良い発奮材料になってしまったらしい…。

はい、ヒビキのJ就任話でした。
なんか、思ったより長くなってしまいました。
ちなみに、四天王の強さはデュカ>シェリド>ペイル>シンシャの順です。
四天王のキャラはどうでしたか?感想、お待ちしております。